推しへ、愛を込めて

二次元と宮田くんが好きです

夢と希望とAtoZ

※当方薫最推しUNDEAD担、未読スト多数の歴1年新規です。ご了承ください。
またESMGやストなどのネタバレがあります。MCネタバレもしてます。

 

今回はあんスタの話。
端的に言うと、私は「SHUFFL!恋の√はAtoZ」及び、「√AtoZ」、「デートプランAtoZ」にクソデカな感情を抱いている。
と、いうのも。
2019年頃WOWOWでたまたま目にしたスタライで羽風薫くんに一目惚れしたは良いものの、ゲームシステムが合わずズ!は途中で挫折。しかし、友人の勧めや自分自身の興味もあり、スト無料開放などを読みで無事薫くん推しに落ち着き、Musicから正式にあんスタを始めた。そんな私にとって、AtoZはあんスタにおける初めての”推しイベ”であった。

また。

今から一年前。悲しいことに現在まで続くコロナ禍の初期。最初の緊急事態宣言が発令された。大学のオンライン授業が決まり、アルバイト先が営業休止になり、イベントが中止になり、4月中旬が誕生日である別ジャンルの推しの子の本人不在の誕生日会の計画が全てパーになり(それは知らんがな)。私だけじゃなく日本、世界中みんなそうだったと思うけど、とにかく不自由で、なんとなく暗い気分になってしまう期間だったと記憶している。

 

AtoZのイベント予告があったのは、たしかそんな中だったと思う。突然薫くん星5だよ!と言われなんかすごくパニックになった。前述の友人が守沢千秋くん推しであり、どうしようと一緒に慌ててた。

UNDEADとしての薫くんじゃないし、見慣れない緑の衣装着てるし、何が何だかよくわからなかったけど、あのカードスチルの薫くんは、本当にキラキラして見えた。いや、薫くんはいつだってかっこいいしキラキラしているけど、当時の自分自身の暗い気持ちもあってか、一層輝いて見えた。走り方とかも理解していなかったけど、”イベント走らなきゃ!”の気持ちに駆られたのだ。

 

そこからのイベント期間は、とにかく楽しかった。

ます、ストが良かった。明るくて、前向きで、アイドルたちが頑張る王道ストーリー。千秋くんのことも、ニキくん、夏目くん、光くんもみんな好きになった。薫くんのことは大好きになった。エピローグ①は読み返すたびに今でも泣いてしまう。

曲も良かった。けいおんを通ったオタクなのでTom-H@ckさんは実家(盛った)。この世の可愛さ全て煮詰めたみたいな歌詞で、そりゃもうこちらのハートも急接近。少し専門的な内容になってしまうが、この曲はキーがF#minor。こんなに明るくて可愛い曲なのに、終わり方はかっこよくF#mコードで締めるのである。これは勝手な考察だが、歌詞の主人公の相手に対する真摯な気持ちがそこに表れているような気がして、私はとても好きだ。

MVも大好きだ。プランAと混乱中の夏目くんはかわいいし、全員が一度はセンターを経験するようなフォーメーション移動も凝ってると思う。光くんのギャップやキメるところはキメるニキくん、そしてダブルセンターの千秋くんと薫くん。流石アイドル高校卒業生、とにかくかっこよかった。

あとこれは本当にどうでもいい話だが、私の誕生日が6月23日で、デートプランAtoZのEXPERT総コンボ数が623であったことにめちゃくちゃ運命を感じたりもした。

どうでもいい情報を含んでしまったが、こんなに楽しんでいたもんだから、もともとリズムゲームは嫌いではなかったし、イベントを走ることは全然苦じゃなかった。むしろ、この暗い毎日の中に現れた、いわば希望のようなものだった。

アルバイトも一時休止の状態の、金欠大学生。千秋くんは出せなかったし、薫くんも1枚が限界だった。だけど、とにかく、とにかく楽しかった。ほんとに楽しかった!

 

この1年、色々不自由なことばかりだったけど、”AtoZ楽しかったな~”の気持ちで乗り切れた物事はたくさんある。これはネタでも冗談でもなくて、やっぱり好きなものは自分に元気をくれるんだ。

 

そんなこんなで時が過ぎ、最高の思い出AtoZを経て立派なあんスタオタクに成長した私は、先日ESMGディレイを鑑賞しに行った。発表当初はMV流すだけっしょ~なんて思っていたけど、どうやらそうではないらしいぞ、とTLなどで把握。思い立ったが吉日ということで、ネタバレやセトリなどは確認せず友人とほぼ弾丸で映画館へ。

 そしてここでまた私は√AtoZに泣かされることになる。

おなじみ冒頭のシャンデリアが映った瞬間なんかもう色々こみあげてきて。この状況でなければ叫んでいたと思う。もちろん声は一切出さなかったが、息は飲んだ。大画面高画質で見る√AtoZはそれはそれはかわいくて、かっこよかった。薫くん、ほんとにかっこよかった。持参していたハートうちわとぬいぐるみと黄色に光らせたキンブレを胸の前で全力で振った。楽しかった。

それだけでは終わらなかった。なんとMC!MCが!そうMC!!(落ち着いて)
1年間1つのストとデートプランAtoZ 1曲とそのMVで生きてきたので、突然の新たな供給(それもぬるぬる動く)に頭が追い付かなかった。のでぶっちゃけほとんど覚えていない。

でも5人が笑顔で、楽しそうに話していたのは覚えてる。度々ランチに行ったり集まったりって。

そういうの、この1年でたくさん妄想した(正直)。でも、明かされることはないのかな~とも思ってたし、そこが良いところだとも思っていた。

 

ここまで√AtoZへの愛を書いておいてなんだが、やっぱり私はUNDEADの薫くんだからこそ好きになったみたいなところがあって。みんなそれぞれ本部があって、その上で臨時のシャッフルユニットとして集められて仲良く企画を成功させた√AtoZだから好きなんだ。だから新たな活動とか、新曲とかは求めてなかった。

新たな5人が見たいな~でも新曲はいらない....というジレンマを抱えていた私にとって、今回のMCは理想そのものだった。この1年間(勝手に)自分の中の救いとしていた5人が、また集まってくれた姿を理想の形で見ることができた。5人が楽しそうでほんとに良かったし、薫くんは立派にリーダーだった。見たかった姿だ。

嬉しかったなぁ。曲からMCの間、ずっと泣いてた。

 

私がAtoZのことをこんなにも好きなのは、あの先が見えない状況下の渦中だったのが大きいのは正直否定できないと思う。それでも、あんスタの中でもかなり明るい方に入るであろうあのストが、なんとなく私の悩みとか、そういうのにうまく刺さって、1年間、明るく頑張ろうって夢と希望をくれたんだ。光くんのユニットのとある曲に

僕に夢を重ねる君に勇気を貰ったよ

こんな歌詞があるけれど、この通り、私はあの5人になんとなく夢を重ねてたんだと思う。どういう夢かって具体的に聞かれるとわからないんだけど、とにかく何か夢。勇気も貰った。私は”君”側なのに。至れり尽くせりである。*1

正直、このあんスタというコンテンツにたったの1年ではあるが身を置いて、もやもやすることがなかったと言えば嘘になる。大嘘になる。割愛するけど、思うことはあった。今後も色々考えてしまうことになるかもしれない。だけど、このAtoZの思い出だけは楽しかった記憶として、大袈裟かもしれないけど一生胸に残っているんだと思う。

 

今日で「SHUFFLE!恋の√はAtoZ」イベント開始から1年。冒頭の通りまさにクソデカ感情の吐きだしになってしまったけど、何か記念に形として残したかったので今回記事を書きました。

 

色々大変なことは尽きない世の中だけど、1年前に貰った夢と希望をたまに思い出して、今は今月末、幕張で薫くんに会えることを楽しみに頑張っていきたいな。

 

√AtoZ、大好きだよ!1周年おめでとう!愛!

f:id:mihara-blue:20210414210824j:plain

 

*1:私はこの歌詞を僕=アイドル、君=ファン(オタク)という解釈で捉えている